平成24年

15日21時頃の星空

2月の海星カレンダー
節分の夜は外に豆撒いて、気付くかなお空にも豆粒のような星たちが笑ってる・・・笑う門には福が来る・・・海星館

惑星情報      
明け方の空
宵の空で観測最適
東点に高く観測的 日没後観測好適 夜半過ぎの南天 西空で観測可 西空に低い
      観察しやすい天体(代表的なもの)
  流星群  星雲  星団  銀河   恒星 重星   現象
 なし  M42
(オリオン座)
M45・すばる
(おうし座)
 
 M31
(アンドロメダ座)
 シリウス
(おおいぬ座)
 トラぺジューム
(オリオン座)
月と金星の並び
(24日〜26日夕空)
 
 日・曜日  開館時間 月齢  天文現象等   
 1日(水)
 10時〜18時

8.8 
●太陽観察   
 2日(木)  
10時〜18時 

9.8
 
●太陽観察   
 3日(金)
10時〜22時 
 
10.8
 ●太陽観察★彡観察会月と木星を見よう!
 節分 
春夏秋冬全てに節分はありますが、春の節分だけを節分と呼びます。かつての大晦日とされ、鬼祓いの行事として豆まきが現在にも伝わっています。
 4日(土)  
10時〜22時
 
11.8
 ●太陽観察 ★彡観察会月と木星を見よう!
 立春(太陽黄経315度) この日から立夏の前日までが春とされています。
 5日(日)  
10時〜22時
 
12.8
 ●太陽観察 ★彡観察会月と木星を見よう!
6日(月)   
10時〜18時
 
13.8
 ●太陽観察 
 7日(火)  休館日
14.8
 
 
 8日(水)
10時〜18時 
 
15.8
 ●太陽観察☆現象☆ 満月 月明かりのため星座や淡い天体の観察はできません。
 9日(木)  
10時〜18時
 
16.8
 ●太陽観察
 10日(金)  
10時〜22時
 
17.8
 ●太陽観察★彡観察会木星と冬の大三角を見よう!
 11日(土)  
10時〜22時
 
18.8
 ●太陽観察 ★彡観察会木星と冬の大三角を見よう!
 ●建国記念日
 12日(日)  
10時〜22時
 
19.8
 ●太陽観察 ★彡観察会木星と冬の大三角を見よう!
 13日(月)
10時〜18時 

20.8
 
 ●太陽観察
 14日(火) 休館日  
21.8
 
 
 15日(水) 
10時〜18時 
 
22.8
 ●太陽観察☆現象☆ 下弦の月 夜半に東の空から昇り、明け方に南の空に見える。
 16日(木)
10時〜18時 
 
23.8
 ●太陽観察
 17日(金) 
10時〜22時 
 
24.8
 ●太陽観察★彡観察会木星と冬の大三角を見よう!
 18日(土)  
10時〜22時
 
25.8
 ●太陽観察 ★彡観察会木星と冬の大三角を見よう!
 19日(日)
10時〜22時 
 
26.8
 ●太陽観察★彡観察会木星と冬の大三角を見よう!
 雨水 (太陽黄経330度)空から降るものは雪から雨へと変わる頃、深く積もった雪も融け始める。春一番が吹き、九州南部ではうぐいすの鳴き声が聞こえ始める。
 20日(月)
10時〜18時 
 
27.8
 ●太陽観察
 21日(火) 休館日    
28.8
 
 22日(水)  
10時〜18時
 
0.2
 ●太陽観察☆現象☆ 新月(下弦〜新月は夜空が暗く、星がよく見えます)
 23日(木)
10時〜18時 
 
1.2
 ●太陽観察
24日(金)   
10時〜22時
 
2.2
 ●太陽観察 ☆現象☆  夕方の西の空で細い月と金星が並びます
 ★彡観察会月と金星と木星と冬の大三角を見よう!
25日(土) 
10時〜22時 
 
3.2
 ●太陽観察 ☆現象☆  夕方の西の空で細い月と金星が並びます
 ★彡観察会月と金星と木星と冬の大三角を見よう!
 26日(日)
10時〜22時 

4.2
 
 ●太陽観察 ☆現象☆  夕方の西の空で細い月と金星が並びます
 ★彡観察会月と金星と木星と冬の大三角を見よう!
 27日(月)  
10時〜18時
 
5.2
 ●太陽観察
 28日(火) 休館日    
6.2
 
  29日(水)
10時〜18時  
  
7.2
 ●太陽観察
季節の星空みどころガイド

ギャラッド彗星に注目 先月より明け方の空で見えていたキャラッド彗星は、太陽からは離れていきますが地球には接近してきます。今月の15日を過ぎるころからは、北の空へと移動し続け周極星となりますのでほぼ一晩中観測できるようになります。明るさは6等台のままなので、双眼鏡や望遠鏡があれば観察できる明るさです。

惑星たちの共演  昨年の秋より、観望の楽しみを与えてくれていた太陽系最大の惑星である木星も、いよいよ夕方の西の空で低くなってきました。月末に向けて金星へと近づいていき、24日、25日、26日は細い月が近くを通り過ぎていきます。華やぐ夕空の月と2惑星の共演に注目です。↓クリックで拡大
     
 2月24日19時  2月25日19時  2月26日19時
      
しし座の一等星レグルスの白く控えめな輝きは、全天で21個ある一等星の中で一番暗い星です。(一等星表を参照ください)
 そのレグルスのすぐ近くで赤く光っているのが火星です。この火星は来月3月6日に地球に最も近くなりますが、今回は小接近ですがしばらくの間観望の好期となりますので一度は望遠鏡で覗いてみたいですね。
 

一等星表(上から明るい順にならんでいます)
星座の名前

星の名前

明るさ(等)

距離(光年) 星の色 種別

おおいぬ座

シリウス

-1.5

8.6

主系列星

りゅうこつ座

カノープス

-0.7

310

うす黄

輝巨星

ケンタウルス座

リゲル・ケント

-0.3

4.3

主系列星

うしかい座

アークトゥルス

0.0

37

巨星

こと座

ヴェガ

0.0

25

主系列星

ぎょしゃ座

カペラ

0.1

42

巨星

オリオン座

リゲル

0.1

700

青白

超巨星

こいぬ座

プロキオン

0.4

11

うす黄

主系列星

オリオン座

ベテルギウス

0.4

500

超巨星

エリダヌス座

アケルナル

0.5

140

青白

主系列星

ケンタウルス座

ハダル

0.6

530

青白

巨星

わし座

アルタイル

0.8

17

主系列星

みなみじゅうじ座

アクルックス

0.8

320

青白

主系列星

おうし座

アルデバラン

0.8

65

巨星

おとめ座

スピカ

1.0

260

青白

主系列星

さそり座

アンタレス

1.0

500

超巨星

ふたご座

ポルックス

1.1

34

巨星

みなみのうお座

フォマルハウト

1.2

25

主系列星

はくちょう座

デネブ

1.3

1800

超巨星

みなみじゅうじ座

ミモサ

1.3

350

青白

巨星

しし座

レグルス

1.3

77

青白

主系列星

のベテルギウスとアンタレスは変光星なので、一番明るいときの等級を記しています。
 冬の大三角↓ 冬を代表する星座たちが、南の地平線から天頂までを賑やかにしています。冬は一年の季節の中で最も沢山の一等星が輝きます。カペラ・ポルックス・アルデバラン・プロキオン・ベテルギウス・リゲル・シリウス・そしてカノープスです。
オリオンのベテルギウスとおおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結ぶと三角形ができます。
天体望遠鏡を使って観察すると、生まれたばかりの赤ちゃん星やご高齢のお星様などあって、星の一生を学ぶのにもってこいの星空となっています。暖かくして、海星館で星空のお散歩を楽しんでみませんか。
 
15日21時の空

季節の彩りと星空さんぽ
立春をすぎて・・・
豆まきに海苔まきの2月3日は節分、読んで字のごとく季節の分かれ目です。
翌日の4日は二十四節気の立春、・・・はじめて春の気配があらわれてくる日とされ、太陽が黄経315度の点を通過します。
立春は雑節の基準なので、八十八夜や二百十日などを起算する元となっています。
これから気温は徐々に上がり始め、冬という表現は使わないようになり、寒い日があったならばそれは“寒の戻り”と表現されるようになります。北風小僧がやって来た・・・木枯らしが吹いて・・・
なんて表現していたのが、立春以降は南寄りの風と変わるようになるから使えないのですよね。

立春後に初めて吹く強風を「春一番」といい、2回目、3回目を 「春二番」「春三番」といいます。
この「春○番」という定義は、立春から春分の日の間に日本海で低気圧が発達し、南寄りの8メートル以上の強い風が吹き気温が上昇する現象とされています。春一番というと思いだすものが二つあります。キャンディーズとひとりの女の子。

季節の分かれ道には妖精さんがいるのだとか・・・ぼくが小学生の頃、時々遊んでいた近所の女の子は妖精さんが好きな不思議な娘でした。
その娘からは奇怪なお話をよく聞かされたものですが、大人になってから尚更に妙に気になるのです。
季節の分かれ目には、二つの季節の妖精が見えるのだとか言ってたよなぁ・・・。
春の気配は春風の妖精が運んできて、春の嵐は冬将軍がまき散らす氷の結晶だとか・・・。
あの娘も、今はどこかでママになっているのでしょう。
お子様に、どんなお話をしてあげているのかなぁー。

私にとっては、ちょっとロマンチックな節分ですが、過ぎると遠くから春の季節が大きな音を立てて近くなったことを知らせてくれます。
そう、それが春雷・・・。

いつも季節を撮影するために持ち歩くカメラだけど、まだまだ捉えきれないでいるものが沢山あります。
今年の春は、どんな彩りを見せてくれるのかな・・・楽しみです。


↑宵の空にはまだ、冬の王者オリオンが高くあり冬銀河を纏っています。
  
私の子供のころはというと、お風呂はまだ薪で沸かしていました。
ガスのお風呂になったのは小学校5年生の秋でした。
薪割りやお風呂の湯沸かしのお手伝いがなくなった分、楽になったのは確かだったのですが、気が付いてみれば楽しみが一つ消えていたのでした。
湯沸かしは、ある意味堂々とできる火遊びだったし、おやつを子供たちだけで楽しめる時間でもありました。
5件しかない集落でしたから、近所の子供たちはよく、各家のお風呂沸かしを手伝ったものです。
夏は暑くてとても辛かったなぁ、・・・でも秋からは・・・
椎の実や栗、薩摩芋や銀杏、時には冬ミカン、薪の火はおやつを待つ近所の子供たちの集いを照らしていました。
とくに銀杏、はじけて飛び出してくるたびに大騒ぎして奪いあいました。
待つことや順番を小さい子からと決めるのは、ガキ大将の仕事でした。

秋に収穫した銀杏の実、春雷とともに食べられなくなる・・・。
冬の途中で、銀杏の実はカチカチに硬くなるのですが、昔の人は“春雷来れば銀杏、石となる”と伝わっていたと母から聞きました。調べてもまったくこのような言葉が見つからないのはなぜでしょう・・・。母はうそつきだったのでしょうか(‐^▽^‐)
どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、我が母の名誉のためにも是非教えてください。

銀杏が大好きな私にとっては、あの雷のゴロゴロ音は“もう食べられなくなる季節が来たぞぁー”と聞こえてくる。
すると私のおなかもゴロゴロと・・・食べたいよぉーと鳴る。


あとはあきらめてと、銀杏の実る季節・・・

・・・立秋を迎えるまで しばらくおあ付け・・・


・・・暦の上では春ですが、実際には厳寒の頃です。
そんな季節の分かれ目にあっても、夜明けの時間といい夕暮れの時間といいなんとなく日脚も伸びて、梅の花もほころび始めます。
昨秋からちょくちょく見かけていた渡り鳥のジョウビタキも、そろそろ旅立ちの時が近くなってきているようです・・・。
 
ジョウビタキ♀ (ビタ子ちゃん)

・・・春の足音に 耳をすましてみませんか・・・

                                    2月のHP星空担当・関崎海星館 星空解説員 川田政昭