木星
(Jupiter,ジュピター)神々の王者

60cm反射望遠鏡で撮影した木星と衛星イオ
木星は太陽系最大の惑星です。
木星を観察すると表面の縞模様の変化や衛星などを確認できます。

木星のデータ
  ◆太陽からの平均距離・・・約7億7800万q
 

赤道半径・・・71492km(地球の約11倍)

  ◆質量(重さ)・・・318倍(地球を1として)
  ◆体積(大きさ)・・・1321倍(地球を1として)
  ◆自転周期・・・0.414日(約9時間50分)
  ◆公転周期・・・約12年
  ◆極大光度(明るさ)・・・−2.8等
  ◆大気成分・・・水素90%、ヘリウム10%
  ◆衛星の数・・・61(名前がつけられている衛星の数)

目次
■木星の構造や特色
■表面の模様
■木星の環
■太陽になれなかった木星
■木星の衛星
 

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木星のつくりや特色

◆木星は、太陽系の惑星のなかで最も大きく、直径は地球の約11倍になります。

◆体積は地球の約1320倍になりますが、質量は地球の約318倍になります。これは木星がおもに水素やヘリウムなどのガスからできているためです。

◆木星は約9時間50分と非常に速い自転周期のため、赤道部分が少しふくらんだ形になっています。



表面の模様

◆縞模様
 望遠鏡や探査機の画像でみる木星の表面は、赤道に平行な数多くの縞模様が見えます。この模様は木星の雲によるものですが、明るく白っぽく見える部分を帯(おび)、暗く赤っぽくみえる部分を縞(しま)とよび区別しています。

◆大赤斑

木星の表面には赤く大きな楕円形をした大赤斑とよばれる模様があります。大赤斑は長さ約26200km,幅約13800kmにも及ぶ巨大なものでこの中に地球が3個も入ってしまうほどです。1664年にカッシニが望遠鏡で見つけて以来、300年以上も存在し続けています。(実際はもっと古くから存在しているのでしょう)現在、大赤斑はボイジャーの写真によって、反時計方向に約6日でまわる大きな渦であることが確認されています。

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木星の環

 木星にも土星のような環が存在しています。この環はボイジャー1号の観測によって発見され、後を追うボイジャー2号によって鮮明な画像を得ることに成功しています。
 木星の環は土星の輪に比べて希薄なため地球上から直接観察することは非常に困難になります。


◆環の詳細

 環は今のところ4本確認されています。非常に薄く、幅6400km、厚さは30km以下です。
 
環の粒子はマイクロメートルサイズのきわめて細かい物質で、反射率が低いことから氷ではなく、ケイ酸塩などの岩石質の物質ではないかといわれています。
 
環を構成している粒子は木星に引き寄せられるため、いずれ消滅してしまうのではないかと考えられています。


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太陽になれなかった木星

 木星を構成しているガスの成分は太陽とほぼ同じものになっています。このことは木星が太陽と同様に核融合を行うための燃料が存在することを示しています。しかし、実際の木星に核融合はありません。
 
これはなぜでしょうか?
 太陽のような核融合反応が継続的におこるには質量が太陽の8%以上必要だと考えられています。木星の質量は太陽の約0.1%となっていますので中心部が核融合反応をおこすだけの圧力と温度が足りないのです。そのようなわけで木星が核融合で太陽のように輝くことはありませんが、もし木星があと80倍の質量を持っていたならばこの太陽系には2つの太陽が輝いていたことでしょう。




木星の衛星

 木星には現在16個の衛星がありますが、このうち「イオ」、「エウロパ」、「ガニメデ」、「カリスト」の4大衛星は、ガリレオ・ガリレイによって1610年に発見されており、「ガリレオ衛星」とも呼ばれています。ガリレオ衛星以外は直径が200km以下の小さな天体ばかりです。


木星とガリレオ衛星

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