水星
(Mercury,マーキュリー)伝令の神

最大離角の水星
水星

水星のデータ
  ◆太陽からの平均距離・・・5800万q
               
(地球は約1億5000万q)
◆赤道半径・・・2440q(地球の約5分の2)

質量(重さ)・・・地球の5.5%

◆体積(大きさ)・・・地球の5.6%
◆自転周期・・・59日
◆公転周期・・・88日 
  ◆極大光度(明るさ) ・・・−2.4等

目次
■水星の見え方
■水星の1日
■水星の表面
■昼夜の温度

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水星の見え方

◆水星は太陽からの平均距離が5800万qと、太陽に最も近い軌道を回っていますが、その軌道がかなり楕円なため、太陽に最も近づくと4600万q(近日点)、最も遠ざかると7000万q(遠日点)と、太陽からの距離が大きく違います。

◆水星はその楕円軌道を88日かかって一周していますが、地球から見ると太陽と水星は角度で28度以上離れることがありません。そのため、日の出少し前の東の空か、日の入り直後の西の空にしか見ることができません。

◆古代ギリシアでは、東と西の地平線上に見られるのが同じ惑星であるとは考えられず、東の地平線上に輝くのを「アポロ」、西の地平線上に見られるのを「マーキュリー」とよんでいました。この後の名が今の呼び名になりました。


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水星の1日

◆88日の公転周期で水星は太陽のまわりを回っていますが、1自転するのに約59日もかかります。その間にも水星は太陽のまわりを公転しているため、太陽が南中(天体が真南にくること)から次に南中するまでには176日もかかります。水星の1年は88日ですから、1日は2年ということになります。



水星の表面

◆表面は大小無数のクレーターでおおわれており、地球の衛星である月によく似ています。なかでも「カロリス盆地」と名づけられたクレーターは、直径が1300qもあり、水星本体の4分の1以上の大きさがあります。月との大きな違いは、月の海のような溶岩が流出して固まった盆地の部分が暗くないということです。




昼夜の温度

◆1日の長さが176日で、水星では長い昼と、長い夜がくり返します。しかも太陽に近く、大気がないため、太陽に面した水星表面の温度は最高400℃以上にもなりますが、夜の部分ではマイナス100℃以下まで下がります。


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